【完全版】消防設備士の種類が“3分で全部わかる”!あなたに最適な類が一発で見つかるガイド

消防設備

消防設備士には、**「特類から7類まで全部で8種類」**があります。

しかし、初めて調べる人の多くは、
「種類が多すぎて違いがわからない…」
「自分はどれを取ればいいの?」
と迷ってしまいがちです。

実際、各種類ごとに扱う設備や求められる知識はまったく別物
そのため、正しい選び方を知らないまま進んでしまうと、

  • 仕事に必要な資格を取り逃す
  • 不要な類を受けて遠回りになる
  • 時間もお金もムダになる

といった“もったいない失敗”につながることがあります。

そこでこの記事では、消防設備の現場経験をもつ筆者が、
8種類の違いを徹底的にわかりやすく解説します。

「どの類を受ければいいのか」
「どれが稼ぎやすいのか」
「初心者に向いている種類はどれか」

といった、読者が本当に知りたいポイントだけをぎゅっと凝縮しました。

この記事を読めば、あなたに最適な種類がすぐに見つかり、最短ルートで資格取得へ進めるようになります。
まずは全体像をつかみ、あなたの目的に合った種類を一緒に選んでいきましょう。

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消防設備士の種類(特類〜7類)を一覧で比較する

消防設備士には 「特類・1類〜7類」までの8種類 があり、
それぞれが扱う設備は大きく異なります。まずはこの違いを理解することで、
あなたが取るべき資格が自然と見えてきます。

また、消防設備士の資格には基本的に どの類にも「甲種」と「乙種」 が存在します。
ただし例外として、特類は甲種のみ、6類と7類は乙種のみとなっています。


甲種と乙種の違いは、シンプルに言えば
「工事ができるかどうか」 です。

  • 甲種:工事・点検・整備が可能(業務範囲が広い)
  • 乙種:点検・整備が中心(工事はできない)

点検だけを行うなら乙種で十分ですが、
工事をしたい・独立したい・将来幅を広げたい 人は
最初から 甲種を取っておくと強み になります。


このように、同じ“類”でも 甲種と乙種でできる業務が異なる ため、
まずは各種類の全体像をつかんでおくことがとても重要です。

以下では、特類〜7類までの設備内容と資格区分をまとめています。
読み進める際は、

  • どの設備に興味があるか
  • 自分の仕事で必要なのはどの系統か
  • 将来どの業務につなげたいか

これらを意識してチェックしてみてください。


🔽【特類〜7類 比較一覧】

類別主に扱う設備甲種乙種特徴
特類特殊消防用設備×特殊設備に対応可能
1類スプリンクラー・屋内・屋外消火栓水系設備の中心。需要高め
2類泡消火設備工場・危険物施設で必要性高い
3類粉末・ガス系消火設備専門性が高く知識が必要
4類自動火災報知設備業界で最も需要が高い
5類避難器具(梯子・緩降機・救助袋)電気要素なしで機械が中心
6類消火器×初心者向き。取りやすい
7類漏電火災警報器×電気知識が求められる

種類が多いように見えますが、設備の分野がハッキリ分かれているため、「自分の仕事で関わる設備」を軸に選ぶと失敗しません。この記事の後半では、仕事別・目的別のおすすめの種類も紹介していくので、まずはこの一覧を参考に全体像をつかんでください。

甲種と乙種の違い|どちらを選ぶべき?

防設備士には 「甲種」と「乙種」 の2種類があり、
この違いを正しく理解することは、資格選びで最重要ポイントになります。

もっとも大きな違いは、
“工事ができるかどうか”
甲種は工事ができ、乙種は点検・整備が中心です。
この差は業務範囲を大きく左右するため、
自分がどのような働き方をしたいかで選択が変わります。


たとえば、

  • 設備の新設工事に関わりたい
  • 機器の交換作業をしたい

こういった場合は、甲種が必須です。

一方で、

  • 点検・保守がメインの仕事がしたい
  • まず現場に出て経験を積みたい
  • 未経験から早く資格を取りたい

という人には、乙種で十分対応可能です。
実際、点検会社では乙種だけで現場に出ている人も多く、
難易度が低いことから初心者が最初に取りやすい資格になっています。


ただし、キャリア全体を考えると、
甲種を持っているとできることが一気に広がります。

  • 工事は点検より単価が高く、収入アップにつながる
  • 設備会社では甲種があると重宝される
  • 独立を目指すなら甲種は“ほぼ必須レベル”
  • 長期的に業界で働くなら資格価値が段違い

このように 甲種は“将来の武器”になる資格 と言えます。


ただし、甲種は誰でも受験できるわけではなく、
受験資格が必要です。

  • 関連資格の保有
  • 実務経験
  • 大学での専門課程の履修

など、条件を満たす必要があります。

一方、乙種は 受験制限なし
未経験者でもすぐ受験できるため、
これが 乙種が初心者に人気の理由 でもあります。


まとめると、

  • 短期で資格を取りたい初心者 → 乙種がおすすめ
  • 将来工事もしたい・独立したい → 甲種がおすすめ

自分の目的に合わせて選ぶことで、資格の価値を 最大限に活かすことができます。

各類(特類〜7類)の特徴と扱う設備の違い

特類(特殊消防用設備)

特類消防設備士は、消防設備士の中でも最上位の資格で、特殊消防用設備の工事・点検・整備を行える専門家です。飛行場・トンネル・石油コンビナートなど、一般建物とは異なる特殊環境に対応する高度な知識が求められます。受験には、甲種1〜3類のいずれか1つ+甲種4類+甲種5類の計3種類以上の免状が必要で、資格取得のハードルは非常に高い部類です。特殊施設での需要が安定しており、将来的にも専門性の高い貴重な人材として活躍が期待されます。


1類(スプリンクラー・屋内消火栓・屋外消火栓)

1類は スプリンクラー・屋内消火栓・屋外消火栓 を扱います。大規模建物に必ず設置されるため、点検・工事ともに需要が非常に高い資格です。配管・水圧・バルブなど機械的知識が必要ですが、その分評価が高く、設備会社・点検会社でキャリアの土台になる資格です。


2類(泡消火設備)

2類は油火災や化学火災に使われる泡消火設備を扱います。工場や危険物施設が中心で一般建物では少なめですが、専門施設では必ず必要とされる資格です。泡の種類や作動方式など特有の知識が必要で、工場系の仕事を目指す人に向いています。


3類(粉末・ガス系消火設備)

3類は粉末消火設備CO₂・窒素などのガス系消火設備を担当します。水が使えないサーバールーム・電気室などで必須で、安全管理の知識も求められます。専門性が高く、特定分野で強く活かせる資格です。


4類(自動火災報知設備・ガス漏れ警報器)

4類は 自火報(自動火災報知設備)・ガス漏れ警報器 を扱い、消防設備士の中で最も需要が高い分野です。ほとんどすべての建物に設置されているため点検件数が多く、仕事につながりやすいのが特徴。電気的な知識が必要ですが、身につければ現場で大きく役立ちます。点検・工事・独立のどれを目指す人にとっても必須級の資格です。


5類(避難器具:はしご・緩降機・救助袋)

5類は 救助袋・緩降機・避難はしご などの避難器具を扱います。電気知識が不要で理解しやすく、初心者でも取り組みやすい分野です。点検需要も一定数あり、ビルメンや設備管理にも有利。工事は甲種が必要ですが、点検なら乙種で対応できます。


6類(消火器)

6類は消火器を扱う資格で、消防設備士の中でも最も難易度が低く初心者向けです。ほぼすべての建物に設置されているため点検需要が安定。扱うのは粉末・強化液・CO₂などの種類や構造で、専門性は控えめ。乙種のみで、交換作業程度なら工事資格も不要なため、最初の1つとして非常に取りやすい資格です。


7類(漏電火災警報器)

7類は漏電火災警報器を扱う資格で、電気の基礎知識が必要です。設置数は多くないものの、電気回路の理解が必要なため専門性があります。こちらも乙種のみで、主に点検が中心。電気工事士との相性がよく、電気系の仕事をしている人に向いています。

稼げる・需要が高い消防設備士ランキング

消防設備士は種類によって仕事量に差があり、特に点検・工事の件数が多い種類ほど稼ぎやすい傾向にあります。ここでは、実務で実際に依頼が多く、収入に直結しやすい種類をランキング形式で紹介します。資格取得の優先順位を決めるのに役立ちます。

🔥1位:4類(自動火災報知設備)

4類は需要・案件・収入の三拍子がそろった最強資格です。ほとんどの建物で自火報が義務化されているため、点検依頼が非常に多く、年間を通して仕事が途切れません。感知器交換・受信機工事は単価も高く、甲種ならさらに収入UP。独立後の仕事獲得力も圧倒的です。

🔥2位:1類(スプリンクラー・屋内消火栓・屋外消火栓)

1類も非常に需要が高く、大型施設・商業施設・工場など設置率が高い強みがあります。点検も工事も数が多く、安定収入につながりやすい分類です。水圧計測など専門作業があるため、対応できる人は重宝され、甲種はキャリアアップに直結します。

🔥3位:6類(消火器)

6類は初心者向けで取りやすく、消火器はほぼ全建物に設置されているため点検件数が非常に多い分野。単価は低めですが件数でカバーでき、実務経験を積むのにも最適です。独立後はリピート顧客が増えやすい点も魅力。

🔥需要ランク外でも活かせる類

2類(泡)・3類(ガス)は現場が限定されますが、工場系では高評価の専門資格。5類(避難器具)は電気知識が不要で扱いやすく、7類は電気系との相性抜群です。


消防設備士の難易度ランキング

消防設備士は扱う設備ごとに試験範囲・必要知識・専門性が大きく異なるため、難易度にも差があります。ここでは試験範囲・電気/機械の難しさ・合格率・現場感覚を総合してまとめた、最新版の難易度ランキングです。

🔥1位:6類(消火器)

もっとも簡単で初心者の定番。範囲が狭く暗記中心、計算も少なく、過去問を回せば合格が狙える入門資格です。

🔥2位:7類(漏電火災警報器)

電気の基礎は必要ですが、範囲が狭く問題パターンも安定。電気が苦手でなければ取りやすい分類です。

🔥3位:5類(避難器具)

構造がシンプルで理解しやすく、暗記量も少なめ。電気が苦手でも挑戦しやすく、初心者に人気です。

🔥4位:4類(自火報・ガス漏れ警報器)

電気の理解が必要で難易度は中〜やや高め。範囲が広く鑑別も細かいため、理解+暗記が必須。ただし需要は圧倒的でコスパ最強。

🔥5位:1類(スプリンクラー類)

水圧・配管など機械的理解が必要ですが、設備が目で見えるため理解しやすい分類。4類より出題範囲が広いため難しいと感じる人が多いです。

🔥6位:2類(泡)・3類(ガス系)

専門設備のため難易度は高め。化学・安全管理など複合知識が必要で独学が難しい場合も。工場系では高評価。

🔥7位:特類(特殊消防用設備)

飛行場・トンネルなど特殊現場向けで試験も非常に専門的。受験者も少なく最上級の難易度です。


仕事・キャリア別|あなたに合う消防設備士の種類診断

消防設備士は8種類ありますが、最適な資格は**「どんな仕事をしたいか」**で大きく変わります。職業別に相性の良い種類をまとめました。

🔥ビルメン(ビル管理)

点検中心のため、
6類 → 4類 → 5類 の順が最強。
4類はほぼ必須、1類は施設規模によっては不要な場合も。

🔥消防士

現場判断に必要な
4類(自火報)・1類(消火栓・スプリンクラー) が重要。
救助系理解として5類も有効。

🔥設備会社(点検・工事)

工事で稼げる
4類・1類の甲種 が最重要。
加えて6類・5類もあるとほぼ全設備に対応できます。

🔥電気工事士

配線と相性抜群の
4類(自火報) が最優先。
7類もセットで強くなります。

🔥工場勤務・危険物施設

特殊環境で必須となる
2類(泡)・3類(ガス) が最大の武器。
希少価値が高く、昇進・手当にも有利。

🔥独立したい人

4類・1類・6類・5類の4種類 が最強セット。
点検・工事・保守をほぼ網羅し、案件獲得力が段違いです。


記事全体のまとめ|目的に合わせて最適な種類を選べばOK

消防設備士は8種類ありますが、大切なのは資格そのものではなく、**「あなたがどんな仕事をしたいか」**です。目的が決まれば取るべき資格は自然と決まります。

  • 需要が高い:4類・1類
  • 初心者の最初の一歩:6類
  • 点検の幅を広げる:5類とのセット

職業に合わせても、ビルメンは6・4・5類、消防士は1・4類、電気工事士は4類、工場は2・3類と、必要な資格は大きく変わります。

消防設備士は努力がそのまま価値になる資格です。
1つ取ると世界が広がり、2つ3つと取得すれば、仕事の幅が一気に増えます。
この記事を参考に、あなたに最適な種類を選び、キャリアアップ・独立に役立ててください。

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