知らないと損する消防設備士の科目免除|ムダな勉強を避けるための必須知識 

消防設備

じつは消防設備士には、試験の一部を受けなくてよくなる「科目免除」という制度があります。 
あなたがすでに持っている資格や、過去に合格した消防設備士の類によっては、受けなくていい科目が出てくる場合があります。 

この制度を知っているだけで、勉強しなければならない量が大きく減り、 
ときには「勉強時間が半分以下になる」ケースもあります。 
しかし、多くの受験者はこの制度に気づかず、必要のない勉強までしてしまっています。 

もしあなたが消防設備士の別の類に合格していたり、電気工事士などの資格を持っていたりするなら、 
あなたも科目免除を使える可能性があります。 

この記事では、 
● 誰が科目免除の対象になるのか 
● どの科目が免除されるのか 
● どれくらい勉強が楽になるのか 
● 申請の注意点 


この記事を読むだけで、「自分が免除できる科目」がはっきりわかり、 
 最短で合格するための道が見えてきます。 

自分は科目免除の対象になる?

消防設備士の科目免除は、とても便利な制度ですが、対象になる人とならない人がはっきり分かれています。免除の内容は細かく決められていて、すべてを自分だけで覚えるのは正直むずかしいです。そのため、一覧表を確認するのが一番正確ですが、ここでは「全体の考え方」をやさしくまとめて紹介します。 

まず、何らかの消防設備士の資格をすでに持っている人は、別の類を受けるときに 「法令(共通)」が免除されます。 
これは、消防設備士の資格を持っている人なら、扱う設備が違っても基本となる法令の知識はすでに身についていると考えられるからです。 

次に、消防設備士の別の類に合格していることで、基礎的知識の「電気」または「機械」あるいは両方が免除されることがあります。 
これは、扱う設備により、電気の知識が必要な類、機械的な知識が必要な類があるため、共通している部分は省略できるようにしているためです。 

さらに、電気工事士の資格を持っている場合はとても強力で、特類を除くすべての類で「電気の基礎知識」に関する問題が免除されます。 
消防設備士の試験でも電気の知識を問われることが多いため、電気工事士の資格があれば、その部分をすでに理解していると判断されるのです。 

ただし気をつけたいポイントがあります。 
乙種の資格を持っているからといって、甲種を受けるときに科目免除が使えるわけではありません。 
乙種と甲種では求められる技術レベルが大きく異なるため、別資格として扱われます。 

このように、免除には細かなルールがありますが、簡単にまとめると次のようになります。 
● 消防設備士の資格が1つでもあれば、法令は免除 
● 他類の合格で電気・機械の基礎が免除されることもある 
● 電気工事士があれば、電気分野が広く免除 
● 乙 → 甲 の免除は存在しない 

まずは、自分の資格を確認し、どの科目が免除される可能性があるのか知ることが最初のステップです。

科目免除の申請方法と手続きの流れ

科目免除を受けるには「申請」が必要です。資格を持っているだけでは免除されません 

科目免除を使うには、ただ資格を持っているだけでは不十分です。 
必ず「試験の申請時に、免除の手続きをする必要」があります。 
これを忘れると、本来は免除になるはずの科目も受けることになってしまうので注意が必要です。 

科目免除の手続きは、大きく分けて次の流れで進みます。 

1つ目は、自分がどの科目を免除できるのか確認すること。 
免除は資格や合格している類ごとに細かく決められているため、公式の免除一覧を見て照らし合わせるのが確実です。特に、電気工事士や別類の消防設備士を持っている場合は、免除の対象が多くなることがあります。 

2つ目は、免除に必要な証明書類を準備すること。 
一般的には「免状のコピー」「合格証明書」「電気工事士免状」などが必要になります。 
この書類が不完全だったり、資格が確認できなかったりすると免除が認められなくなるので、必ず提出前に内容をチェックしましょう。 

3つ目は、試験申し込みのときに免除申請を行うこと。 
インターネット申請の場合は、申請画面で「免除を希望する科目」を選ぶ欄があり、そこにチェックを入れます。 
書面申請の場合は、願書に該当の項目を書き込み、必要書類を同封して送ります。 

ここで大切なのは、免除は後から追加できない という点です。 
申請の締め切りが過ぎてしまうと、「やっぱり免除をつけたい」と思っても手続きができなくなってしまいます。 
そのため、受験を決めたら早めに確認しておくことが大切です。 

また、「免除されると思っていたけど実際には対象外だった」というミスもよくあります。 
たとえば、乙種を持っていても甲種の免除は受けられません。 
このような勘違いを防ぐためにも、事前に一覧表や公式情報をしっかり確認しておく必要があります。 
 免除申請を正しく行えば、試験の負担は大きく減り、合格までの道がぐっと短くなります  

消防設備士のおすすめ取得順序【最短で全類制覇を目指す人向けガイド】 

順番①|乙種6類と第二種電気工事士を 同時進行で取得し、7類へつなぐ 


最初の一歩は「乙6」と「第二種電気工事士」の同時取得が最も効率的です

最初に挑戦するなら、難易度が低く入りやすい 乙種6類(消火器) が最適です。 
消火器は日常でも触れる機会が多いためイメージがしやすく、消防設備士の中でも理解しやすい単元からスタートできます。 

さらに、同時に 第二種電気工事士 を取得しておくと、後の消防設備士の学習難易度が大きく下がります。 
電気工事士の資格があると、消防設備士で必ず問われる「電気の基礎」が身につくため、電気分野でつまずきにくくなります。 

もうひとつ大きなメリットは、甲種の受験資格を早い段階で得られること です。 
本来は「乙種を取得後、2年の実務経験」が必要ですが、第二種電気工事士を持っていれば実務経験を待つ必要がありません。 

また、電気工事士があると 乙種7類は筆記14問、実技5問が免除 になります。 
これは非常に大きな利点で、試験の負担が大きく下がり、最短取得が現実となります。 

このため、 
「乙6 → 第二種電気工事士 → 乙7」 
という流れが、最初のステップとして最もスマートでおすすめのルートです。 

順番②|甲種4類 → 甲種5類へ進み、電気・機械の基礎を固める 


特類を目指す人は「4類 → 5類」の順番が最短ルートです

次の目標は 甲種4類(自火報) と 甲種5類(消火器以外の消火設備) です。 
特類を受験するにはこの2つが“必須の受験資格”になっているため、どのみち取得しなければいけません。 

特に第二種電気工事士を持っていると、電気系の理解が早いため、4類の学習がスムーズに進みます。 
4類を取得すると、5類で必要になる機械的な知識も吸収しやすくなり、学習負担が軽くなります。 

さらに、甲種4類には嬉しい特典があります。 
乙種7類の筆記試験6問が追加で免除される のです。 
電気工事士の免除と合わせると、 
➡ 筆記30問中20問免除/実技5問すべて免除 → たった10問で合格可能 
という圧倒的な優遇を受けられます。 

試験日程によっては 
「乙7より先に甲4を受ける」 
という選択肢も十分アリです。 

順番③|甲種1 → 甲種2 → 甲種3 と進み、最後に特類へ挑む 


 遠回りに見えても、この順番が“最短の全類合格ルート”です 

最後のステップは、 
甲種1類 → 甲種2類 → 甲種3類 → 特類 
という順番で取得していく流れです。 

電気工事士を持っていると、 
・甲種1類の電気の基礎知識 
・甲種1〜3類の電気問題 
これらが免除されるため、学習負担が大幅に下がります。 

特類の受験資格は 
甲種1・4・5類の合格 
で得られますが、実際のところ「2類・3類の知識なしでは特類の合格は難しい」のが現実です。 

消防設備士特類は、総合力を問われる“最難関”であるため、 
電気と機械の知識がそろう2類・3類の学習は決して遠回りではありません。 

むしろ、 
2類・3類を先に取得しておくことで、特類の合格に最も近づく道が作られる 
と言えます。 

🌟【小括:おすすめ取得順序(最速ルート)】 

1️⃣ 乙6 → 第二種電気工事士 → 乙7 
2️⃣ 甲4 → 甲5 
3️⃣ 甲1 → 甲2 → 甲3 → 特類 

この順番が、 
“最短かつ最も負担が少ない全類制覇ルート” 
です。 

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🌟【まとめ|最短で消防設備士を攻略するなら“順番”がすべて】 


消防設備士は「どの順番で取るか」で難易度が大きく変わります 

消防設備士は、1類〜7類・特類まで多くの種類がありますが、むやみに受け進めるよりも「正しい順番」で進むことがもっとも重要です。 
今回紹介した取得ルートは、最短でかつ、もっとも負担が少なくなる方法として組み立てたものです。 

まず最初は、難易度が低く取り組みやすい 乙種6類 と、消防設備士の電気分野を圧倒的に楽にしてくれる 第二種電気工事士 の取得から始めます。 
この2つを持っていれば、乙種7類の多くの問題が免除され、最短で取得することができます。 
また、電気工事士を取得しておくと、のちの甲種受験資格にもつながり、実務経験を待つ必要もありません。 

次に目指すのは 甲種4類 → 甲種5類。 
この2つは特類の受験資格となるため必須ですし、4類は電気分野、5類は機械分野の基礎が身につきます。 
また、甲種4類は乙7の免除科目も増えるため、効率のよい受験順として非常に相性が良いルートです。 

最後に、消防設備士の総合力が求められる 甲種1 → 甲種2 → 甲種3 → 特類 という順番で仕上げていきます。 
この順番は一見遠回りに見えますが、特類の合格には2類・3類で学ぶ知識が必ず必要です。 
結果として、このルートが最短で全類制覇できる王道ルートになります。 


正しい順番で進めば、消防設備士は必ず突破できます。まずは乙6と電工から始めましょう

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